2015年7月23日木曜日

徐福公園

徐福像

新宮駅すぐのところに中国っぽい楼門がある。
徐福公園だ。
徐福は秦の始皇帝に仕えた人で、「東方の三神山に長生不老の霊薬がある」と言って始皇帝の命を受け、たくさんの若者と技術者を従えて船出し、広い土地を得て王となり戻らなかったと伝えられている。
徐福の伝説は中国、日本、韓国のあちこちにあってストーリーもいろいろある。
東方の三神山のひとつ蓬莱が新宮であり、新宮に住み着いた徐福は大陸の文化や農耕・漁業の技術を伝え、この地で亡くなったという伝説が残ってて、徐福公園は1994年に徐福の墓を中心に整備されたもの。
で、不老不死の霊薬はどうなったんだろう?
始皇帝は?
司馬遷による史記には「不死の薬を名目に実際には出立せずに始皇帝から物品をせしめた詐欺師」と描かれているのだとか。


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